日本でも公開中『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』の全米公開初日の興行成績が8200万ドルだったことが判明。3月公開の映画としては史上最高、そしてワーナー・ブラザーズ史上も最高のスタートです。
『バットマン vs スーパーマン』がスゴイ!
『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』の全米公開初日の興行成績が8200万ドルに達していたことが判明しました。これは3月公開映画としては『ワイルド・スピード:スカイ・ミッション』を抜き去り史上最高のスタートとなり、そしてワーナー・ブラザーズ史上でも最高の数字となりました。つまり公開初日の成績だけをみれば『ハリー・ポッター』よりも、そしてクリストファー・ノーランの『ダークナイト』よりも稼いだということです。
公開初週末でも1.7億ドルに達することはほぼ間違いない情勢で、ここでも3月公開映画として『ハンガーゲーム』を破りトップの数字を記録しそうです。
「DCエクステンディッド・ユニバース」2作目にしてスーパーヒーロー界の両巨頭が激突した本作は、先行するマーベル映画と比較すればDC版『アベンジャーズ』とも言えます。公開初週末で2億ドルを稼いだ『アベンジャーズ』や、その続編『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』の1.92億ドルにどこまで迫れるか注目です。
しかし評価は、、、、
今回の『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』の大ヒットが「驚異的」として受け取られているのは必ずしもその数字だけではなく、ここまで酷評された映画にも関わらず観客が劇場に集まっているという現象のせいとも言えます。『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』はファンからの支持は高いものの、批評家筋からの評判は芳しくなく「腐ったトマト」でも30%ほどの支持しか集まっておらず、観客も批評も熱狂的に受け入れた『アベンジャーズ』とは違っています。
観客の動員に関しては本作は『アベンジャーズ』などのスーパーヒーロー映画との比較ではなく、「批評は気にせず絶対に観に行く」という熱狂的なファンを抱える『トランスフォーマー』やティーン小説原作映画に近いのかもしれません。
酷評されてもファンに愛される映画になるのか?これからの動員具合がその明暗を分けそうです。
ザック・スナイダー監督作『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』は現在日本でも公開中。この話題作を是非劇場でご覧ください。
修正(3/29):最新の集計によると、『バットマン vs スーパーマン』のオープニングは1.66億ドルとなりワーナー史上では2位となることが判明しました。
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