2016年3月25日に日米同時公開となる『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』のオープニング成績が1.4億ドルほどになると試算されました。これは多いのか、少ないのか、他の作品と比較してみます。
『バットマン vs スーパーマン』のオープニングは1.4億ドルほどか?
3月25日に控える話題作『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』のオープニング成績が1.2億ドルから1.4億ドルほどになると試算されました。イースターの週末に公開され、3D及びIMAXも含めて全米約4000の劇場で公開されます。
100億円が大ヒットとなる日本と比べればオープイングだけで160億円以上を売り上げることは文句なしに思えますが、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』はDCユニバースを引っ張る、いわば『アベンジャーズ』のような一作で、ワーナーブラザーズも並々ならぬ気合を込めています。これがコケれば後に続く『スーサイド・スクワッド』や『ワンダー・ウーマン』にまで影響を及ぼすことは必至です。
そんな『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』のオープニングは1.4億ドルが妥当なのか?
まず歴代の『バットマン』シリーズのオープニングと比較してみましょう。
- バットマン – 0.4億ドル
- バットマン リターンズ – 0.45億ドル
- バットマン フォーエヴァー – 0.52億ドル
- バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲 – 0.42億ドル
- バットマン ビギンズ – 0.48億ドル
- ダークナイト – 1.584億ドル
- ダークナイト ライジング – 1.608億ドル
ということでやはり比較対象となるのはクリストファー・ノーラン監督の『ダークナイト』シリーズでしょう。現在の試算では『バットマン』と『スーパーマン』の組み合わせでも『ダークナイト』には及ばないと試算されています。
しかし前作の『マン・オブ・スティール』は1.16億ドルですので、相乗効果は出ているということでしょう。
では同様の大作映画と比較してみましょう。
- デッドプール – 1.32億ドル
- ワイルドスピード SKY MISSION – 1.47億ドル
- ハンガーゲーム – 1.52億ドル
- アイアンマン3 – 1.74億ドル
- アベンジャーズ – 2.07億ドル
- アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン – 1.91億ドル
- スターウォーズ フォースの覚醒 2.47億ドル
やはりマーベルの壁は分厚そうです。スタジオサイドも1.4億ドルをひとつの成功ラインと考えているようで、下限の1.2億ドルでは物足りない印象が強くなりそうです。
そして上記の大作映画との比較というよりも、公開一ヶ月後に登場する『キャプテン・アメリカ/シビル・ウォー』とどれだけ競ることができるのかということでしょう。
[ad#ad-pc]
『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』は2016年3月25日に日米同時公開となります。
・『バットマン vs スーパーマン』のTVスポットが大量投下!
コメント