『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』が2週連続1位を死守し、感謝祭の週末を堂々と飾りました。一方で2位の『アーロと少年』はピクサー史上最低の成績となり、3位には批評家絶賛のロッキー最新作『クリード チャンプを継ぐ男』が予想を上回るヒットでランクイン!
やはり強かった『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』
先週も圧倒的な強さで1位を獲得するも、シリーズ最終作でありながらもシリーズ最低の出足で心配もされたジェニファー・ローレンス主演『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』でしたが、危惧されたような大幅な観客減とはならずピクサーの新作を押しのけて2週連続の1位を死守しました。
公開2週目でありながらも全米では2億ドル目前まで達しており、当面の目標である全米での3億ドル堅守も現実的になってきました。
ピクサー新作『アーロと少年』はまさかの不発
先週の「全米Box Office」記事の終わりには1位獲得間違いなしと書いてしまった『アーロと少年』ですが、蓋を開けてみれば事前に予想されていた6000万ドルを大きく下回り、4000万ドルにも届かないピクサー史上最低の成績を残すことになりました。
ピクサーの前作『インサイド・ヘッド』が批評的にも興行的にも成功したこともあり、今作の出遅れは余計に目立ちます。しかし評価はそこまで低くなく、満足度もそこそこ高いためこれからの盛り返しに期待。
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そして『クリード チャンプを継ぐ男』は大ヒット
公開前から批評家筋から絶賛され、シルベスター・スタローンをアカデミー賞助演男優賞に押す声も高まる中で公開されたロッキーのスピンオフ『クリード チャンプを継ぐ男』は3000万ドルを稼いで堂々の3位獲得です。
日本では2015年12月23日公開予定です。
ジェームズ・カマヴォイとダニエル・ラドクリフ共演作は史上最低クラスの不入りを記録
『X-MEN』のジェームズ・カマヴォイと『ハリー・ポッター』のダニエル・ラドクリフが共演するフランケンシュタイン 映画『Victor Frankenstein/ヴィクター・フランケンシュタイン(原題)』は全米2700館以上で公開されていながらもベスト10入りを逃すという、史上最低クラスの大不発を記録しました。公開初週末で稼いだ額は200万ドル少し。両人にとって完全な黒歴史作となること間違いなしです。
全米Box Officeトップ10リスト
ということで映画界でも悲喜こもごもの感謝祭ウィーク。もう12月ですね。
参照:collider.com/box-office-the-hunger-games-mockingjay-part-2-stays-ahead-of-the-good-dinosaur/
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