ジェニファー・ローレンスが『マネーショート』のアダム・マッケイ監督作に主演!演じるのは「第二のスティーブ・ジョブズ」から「全米の小保方さん」へと転落中の若き医療ベンチャーの代表エリザベス・ホームズ!?
ジェニファー・ローレンスが『マネー・ショート 華麗なる大逆転』のアダム・マッケイ監督作品へ主演することが決定したとDeadlineが報じました。『マネー・ショート 華麗なる大逆転』では金融業界の欺瞞を鮮やかに描き出したアダム・マッケイ監督がジェニファー・ローレンスとタッグで挑むのは、現在アメリカで推移が注目されている医療ベンチャー「セラノス」の若き女性CEOエリザベス・ホームズの実像ということになりそうです。
「セラノス」とはスタンフォード大学を中退したエリザベス・ホームズが若干19歳で興した医療ベンチャー。たった一滴の血液さえあれば様々な検査が可能になるという「発明的」な医療革新を推進し、2000年代後半からは多くの投資家たちがこぞって融資を行った結果、「セラノス」の価値は一兆円にも達し、その代表のエリザベス・ホームズは「第二のスティーブ・ジョブズ」と讃えられた。
しかし2015年のWSJ 誌から技能テストの不正を指摘されると、一気に風向きは変わり、そもそも「セラノス」の研究そのものがでっち上げではないかとまで疑われる事態に発展。現在では一時一兆円にも達した企業価値がほぼゼロになっている。
若き女性リーダーから一転して疑惑の目が向けられるエリザベス・ホームズをアダム・マッケイが監督し、ジェニファー・ローレンスが演じるとなればアカデミー賞に関わるような作品となることが予想されます。
ジェニファー・ローレンスは2015年に実在の女性発明家ジョイ・マンガーノを演じアカデミー賞にもノミネートされた。
「セラノス」の動向と同じく、この企画にも注目です。
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