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ノア・バームバック監督作品でアダム・サンドラーとベン・スティラーが共演!

『フランシス・ハ』のノア・バームバック監督次回作『Yen Din Ka Kissa』で、アダム・サンドラーとベン・スティラーが共演!NY と縁深い人気コメディアン同士の本格映画共演はこれが初めてとなる。

Adam sandler ben stiller

アダム・サンドラーとベン・スティラーが共演!

『イカとクジラ』や『フランシス・ハ』のノア・バームバック監督次回作『Yen Din Ka Kissa』にアダム・サンドラーとベン・スティラーが共演することになったとThe Film Stageが報じた。

ノア・バームバック監督作品へのアダム・サンドラーの出演はこれが初めてとなるが、ベン・スティラーは『ベン・スティラー 人生は最悪だ!』(2010)と『While We’re Young』(2014)ですでに相性の良さを証明している。他にもエマ・トンプソン、ダスティン・ホフマンの出演も決定している。

ニューヨークを舞台に、疎遠な家族がユダヤの家長の引退式の準備に駆り出されるという内容となるようだ。ダスティン・ホフマンが家長ハロルドを演じ、アダム・サンドラーとベン・スティラーは兄弟を演じる予定。そしてエマ・トンプソンは性格最悪なアル中を演じるという。

ノア・バームバック監督の作品にアダム・サンドラーが出演するというのも不思議な感じがするが、それ以上にやはりベン・スティラーとアダム・サンドラーの共演は、ありそうでなかなか実現しなかった組み合わせで、過去にはアダム・サンドラー主演の『俺は飛ばし屋/プロゴルファー・ギル』(1996)にベン・スティラーがカメオ出演(ノンクレジット)したことはあったが、映画での本格共演はこれが初めてとなる。

タイトルの『Yen Din Ka Kissa』とはヒンディー語で意味は「The Story of the Day/あの頃のストーリー」となり、なぜニューヨークのユダヤ社会を舞台にした映画でヒンディーが使われているのかは不明。

アダム・サンドラーとベン・スティラーはともにユダヤ系でSNL出身というバックボーンがありながらも、なかなかスクリーンで一緒にお目にかかる機会がなかった。バカを自覚した馬鹿騒ぎが得意のアダム・サンドラーと、自分をバカとは思っていない馬鹿騒ぎが得意のベン・スティラーは実は噛み合わせは悪いのかもしれない。

しかし本作では「仲の悪い兄弟」として二人は共演することになり、コメディセンスの違いが物語にメタ的に取り込まれているようだ。

製作はすでに開始されており、公式情報も近々公開されることになるだろう。独特の世界観で注目を集めるノア・バームバック作品だが、日本では未公開ながらも『While We’re Young』(2014)も素晴らしかっただけに期待したい。

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