【映画】インド映画『めぐり逢わせのお弁当』レビューインド映画としては珍しい歌も踊りもない誠実な恋愛映画『めぐり逢わせのお弁当』のレビューです。2013年のカンヌ映画祭で絶賛された等身大の今のインドを描いた秀作。急速に成長を続けるインド最大の都市ムンバイにとっての『東京物語』となるような作品...
【映画】ポール・ウォーカー追悼『フルスロットル』レビュー2004年のヨーロッパ・コープの快作『アルティメット』のリメイクで、ポール・ウォーカーの遺作となってしまったアクション映画『フルスロットル/Brick Mansions(原題)』のレビューです。テンポのいいアクションと能天気なオチが合わさっ...
【映画】ジョニー・デップ主演『トランセンデンス』レビュー ジョニー・デップ主演、ウォーリー・フィスター監督によるSF映画『トランセンデンス』のレビューです。海外サイトでは酷評の嵐となっている本作ですが、何とも「アンチクライマックス」な内容でした。日本公開は2014年6月28日。 ・ストーリー 人工...
【映画】セス・ローゲン主演『ネイバーズ/Neighbors』レビューセス・ローゲン主演の最新コメディ映画『Bad Neighbors/バッド・ネイバーズ』のレビューです。全米で大ヒットの、とにかく最高の爆笑コメディです。日本公開は現時点(2014年5月)で未定。 ・ストーリー マック(セス・ローゲン)とケリ...
【映画】『ニード・フォー・スピード』レビュー同名レースゲームから着想したレーシング映画『ニード・フォー・スピード』のレビューです。ドリームワークス版の『ワイルド・スピード』とも言える作品ですが、これがなかなか面白かったです。「男とは、結局は、アホである」という事実を真面目に格好良く描...
【映画】『ロボコップ(2014)』レビュー1987年公開のポール・バーホーベン監督作のリブート作『ロボコップ』のレビューです。個人的には近年のリブート作品群のなかでは、トップクラスの満足度に仕上がっていました。日本公開は3月14日。 ・ストーリー 2028年、巨大コングロマリット「...
【映画】『それでも夜は明ける』レビュー第68回アカデミー賞作品賞を受賞した『それでも夜は明ける』のレビューです。映画を通して過去を見直すことの意味を痛感させられた傑作でした。2014年3月7日日本公開。 ・ストーリー 南北戦争以前の1841年、自由黒人でありニューヨークでヴァイ...
【映画】『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』レビュー『サイドウェイ』や『ファミリー・ツリー』のアレクサンダー・ペイン監督作『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』のレビューです。外れのないペイン監督作のなかでも個人的には一番“染みてくる”素晴らしい映画でした。日本公開は2014年2月28日。 ・...
【映画】『マチューテ・キルズ』レビューロバート・ロドリゲス監督によるエクスプロイテーション映画『マチューテ・キルズ』のご紹介。2007年の映画『グラインドハウス』内の偽予告編だった『マチューテ』が2010年に実際に主演がダニー・トレホで映画化。その続編となるのが『マチューテ・キ...
【映画】『ダラス・バイヤーズクラブ』レビュー本年度のアカデミー賞で、主演男優賞と助演男優賞の有力候補を送り込んだ『ダラス・バイヤーズクラブ』のレビューです。マシュー・マコノヒーとジャレット・シトが痛ましいほどの減量に挑み完成した、世の中から見捨てられた者たちがそれでも必死に生きようと...
【映画】『エヴァの告白』レビューマリアン・コティヤール、ホアキン・フェニックス、ジェレミー・レナー出演の映画『エヴァの告白』のレビューです。「祈りは叶わず、希望はつぶされ、愛に裏切られ、ただ生きようとした。それが、罪ですかーー。」というコピーからも分かるように、重い内容の...
【Z級映画】『地球防衛未亡人』レビュー日本を代表する〈どこに出しても恥ずかしい〉映画監督、河崎実監督最新作『地球防衛未亡人』のレビューです。今をときめく壇蜜演じるダン隊員を支えるのはダン隊員を演じた森次晃嗣という非常にややこしい豪華俳優陣を従え、巨笑・河崎監督が現代ニッポンが抱...