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映画ジャーナル<ビーグル・ザ・ムービー>

全米Box Office:『カンフー・パンダ3』が2週連続首位!

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2週連続で『カンフー・パンダ3』が首位を獲得。そして初登場2位にはコーエン兄弟監督最新作『ハイル・シーザー!』がランクイン。そして期待された『高慢と偏見とゾンビ』はまさかの初登場6位と大失速。そして『スターウォーズ』はとうとう9億ドルを突破。

『カンフー・パンダ3』と『ハイル・シーザー!』

スーパーボウルの週末を制したのは2週連続となるドリームワークス最新作『カンフー・パンダ3』でした。観客からの支持も高く、第2週目では2100万ドルを売り上げましたが、先週比では49%という急激な落ち込みとなっています。まあ、スーパーボウルですから。

そして第2位には初登場となる『ハイル・シーザー!』がランクイン。コーエン兄弟最新作で、ジョージ・クルーニー、ジョシュ・ブローリン、チャニング・テイタム、スカーレット・ヨハンソンと書ききれないくらいの豪華キャストが勢ぞろい。全米2231 館で公開されで、1140万ドルを売り上げています。ほぼほぼ想定された数字を叩き出しましたが、過去のコーエン作品と比べると物足りないです。そして気になるのが、批評家筋には好評ながらも観客の満足度は最低クラス。この「通好み」の内容が興行にどう影響するのか気になります。

3位は『レヴェナント』、4位『スターウォーズ』は9億ドルを突破!

今週の興行関係の一番のニュースは4位に入った『スターウォーズ』の全米成績がとうとう9億ドルを突破したということです。そして同時に全世界では20億ドルを突破。まだランキング上位に位置していることからも、『タイタニック』の持つ歴代2位の21.9億ドル突破が現実味を帯びてきました。それでもまだ『アバター』の27.9億ドルまでの道のりは長いです。

順番が逆になりましたが、3位にはレオナルド・ディカプリオ主演の『レヴェナント:蘇えりし者』がランクイン。今年のアカデミー賞では中心軸になることからここから更に数字が伸びることが予想されます。

『高慢と偏見とゾンビ』はガッカリなスタート

セス・グラハム・スミスのベストセラー小説の映画化『高慢と偏見とゾンビ』は予想値を大きく下回る初登場6位というガッカリぶり。批評家からも観客からも煮え切らない反応となっているため、このスタートの失敗はスーパーボウルだけの責任だけではないようです。

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さて来週はとうとうアイツの登場です。そう、あの『デッドプール』がやってきます。それにアイツらも帰ってきます。そうです、『ズーランダー2』です。スーパーボウルのタガが外れ、一気に興行を伸ばしそうな予感ですね。

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