9/23〜9/25までの全米Box Officeは『七人の侍』のハリウッド版リメイク『荒野の七人』のリメイクとなる『マグニフィセント・セブン』が3500万ドルのデューで堂々の首位を獲得!
アントワーン・フークア監督とデンゼル・ワシントンの『イコライザー』コンビによる『荒野の七人』のリメイクとなる『マグニフィセント・セブン』が3500万ドルのデビューで初登場首位を獲得しました。
デンゼル・ワシントン、クリス・プラット、イーサン・ホーク、イ・ビョンホンらスター総出演のリメイクですが、近年顕著になっている西部劇離れも加味しての3500万ドルは上々の出来と言えそう。1億ドルデビューも珍しくなくなったスーパーヒーロー映画と比べば3500万ドルという数字は少なく思えますが、西部劇に限って近年のヒット作を探れば、3500万ドルを超えるデビューを果たした作品は2011年の『カウボーイ&エイリアン』の3640万ドルだけに限られます。
日本公開は2017年1月27日。
2位にはアニメ『コウノトリ大作戦!』がランクイン!
『ネイバーズ!』のニコラス・ストーラーがピクサーのアニメーターとして活躍したダグ・スウィートランドと共同でメガホンを取った最新アニメ『コウノトリ大作戦!』が2180万ドルのデビューで初登場2位となりました。
ドローンのように自由に空を飛んで配達業者となっていたコウノトリが、ひょんなことから人間の赤ん坊を配達することに!
日本公開は2016年11月3日。
3位はクリント・イーストウッド監督作『ハドソン川の奇跡』!
先週首位だったクリント・イーストウッド監督作、トム・ハンクス主演の『ハドソン川の奇跡』は先週比から36%ダウンとなる1383万ドルで3位となっています。
公開2週目の下落も最小限に留め、すでにアメリカ国内では9239万ドルとなり、一億ドル突破も目前に。
クリント・イーストウッドの監督としてのミニマムな演出と編集の妙義が冴え渡る作品でした。
4位は『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』(452万ドル:累計1646万ドル)
5位は『スノーデン(原題)/Snowden』(4145万ドル:累計1514万ドル)
6位は『ブレア・ウィッチ』(395万ドル:累計1613万ドル)
7位は『ドント・ブリーズ(原題)/Don’t Breathe』(380万ドル:累計8111万ドル)
8位は『スーサイド・スクワッド』(311万ドル:累計3.18億ドル)
9位は『When the Bough Breaks』(250万ドル:累計2661万ドル)
10位は『Kubo and the Two Strings』(110万ドル:累計4596万ドル)
参照:www.boxofficemojo.com/weekend/chart/
ということで『マグニフィセント・セブン』が首位を獲得した全米Boxofficeですが、そろそろ10月に入ると、年末から本格化する賞レースを意識した本年度「名作」候補作品がぼつぼつと顔を現し始めます。今週末にはティム・バートン監督最新作『ミス・ペレグリンと奇妙な子供たち』、そしてピーター・バーグ監督&マーク・ウォールバーグ主演の『Deeper Horizon』が公開されます。いずれもヒットが期待できる作品だけに注目です。
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