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映画ジャーナル<ビーグル・ザ・ムービー>

急逝したキャリー・フィッシャーとデビー・レイノルズ親子のドキュメンタリー『Bright Lights』予告編

Bright light

先日相次いで急逝したキャリー・フィッシャーとデビー・レイノルズ親子の関係を描いたドキュメンタリー『Bright Lights』の予告編

飛行機での移動中に起きた心臓発作が急逝した「レイア姫」ことキャリー・フィッシャー。そして娘の後を追うようにして逝った彼女の母親で『雨に唄えば』などハリウッドの一時代を築いたデビー・レイノルズ。この二人の特異な親子関係に迫ったドキュメンタリー『Bright Lights: Starring Carrie Fisher and Debbie Reynolds』が現地1月7日にHBOで放映されるのに合わせて予告編が公開されました。

本作は二人の死を契機に大急ぎで製作された作品ではなく、すでに2016年のカンヌ映画祭やニューヨーク映画祭でも上映されており、賞賛を声を集めていた。

『Bright Lights: Starring Carrie Fisher and Debbie Reynolds』で取り上げるのはハリウッドの象徴であり、一風変わった親子関係。83歳になるデビー・レイノルズは今でも黄金のラメをあしらったドレスを着てラス・ヴェガスでのステージに立つ現役だが、同時に彼女の体には大きな負担にもなっていた。そして彼女の娘であるキャリー・フィッシャーはそんな母に対して滑稽でありながら胸が引き裂かれるような対応を見せる。母の揺るぎない信念を前にキャリーは何もできなかった。途中でやめるわけにはいかないのだ(The show must go on)

実生活で3度の結婚を経験し、最初の夫である歌手のエディ・フィッシャーとの間に生まれたのが後にレイア姫になるキャリー・フィッシャー。そして二人の親子関係は多くの醜聞と騒動を巻き起こしてきたことでも有名だった。そして1990年にはデビーとキャリーをモデルにした映画『ハリウッドにくちづけ』が製作され、キャリー・フィッシャーは脚本も手がけた。キャリーの薬物問題によって二人はほぼ10年に渡って疎遠な状況にあったことも知られている。しかしキャリーが薬物を克服することで二人の関係は、ビバリーヒルズのお隣同士になるまでに親密な親子関係を回復する。

予告編を見る限りはキャリーのパーソナリティ同様にユーモアに溢れたトーンになっていますが、それが尚更悲しみを増やします。デビー・レイノルズがキャリーを追いかけるようにして旅立った背景には、二人の特別な関係性が影響していたのでしょうか。

『Bright Lights: Starring Carrie Fisher and Debbie Reynolds』が現地1月7日にHBOにて放映。日本でもぜひ放送してほしいですね。

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Image via HBO

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