『キングコング:髑髏島の巨神』ジョーダン・ボート=ロバーツ監督が緊急来日し、全世界初公開となる本編映像プレゼンテーションが2月7日、新宿ピカデリーで行われました。その場で公開された4つのシーンをご紹介します。
注意:本記事は『キングコング:髑髏島の巨神』の本編映像の解説となっています。
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1. オープニング
1944年、南太平洋の島。
上空で戦闘状態にあった2機の戦闘機が、島に墜落。
アメリカ兵マーロウと、日本兵グンペイ・イカリ(MIYAVI)は浜辺で対峙し、銃撃戦となるがお互いが弾切れになる。刀を差していたグンペイは、マーロウをジャングルの中に追い詰めるが、日本刀を素手で捕まれ、断崖でもみ合う。
その時、崖の下から巨大な腕が現れ大地を響かせ、やがて巨大なコングが姿を表した。
2. 髑髏島上陸
ブラック・サバスの「Paranoid」が流れる中、髑髏島にヘリコプターでやってきたコンラッド(トム・ヒドルストン)や、ウィーバー(ブリー・ラーソン)たち。『スター・ウォーズ』のサイズミックチャージを彷彿とさせる爆弾を降らせる調査隊のヘリコプターだったが、突然現れた巨猿のパンチ一発で粉々に。
次々とヘリコプターが叩き壊される中、残りのヘリは反撃体制に入るが、、、、
3. 髑髏島の怪獣たち
髑髏島に不時着するも本隊とはぐれたコンラッド(トム・ヒドルストン)とウィーバー(ブリー・ラーソン)たち。
水場に近づいた時、大きな水牛が姿を表す。
兵士の一人が興奮して銃を向けようとするのをコンラッドが制止。するとその巨大な水牛はゆっくりと水の中に潜っていった。
一方、サミェル・L・ジャクソン演じるパッカード大佐たちは犠牲となった兵士たちの復讐を誓う。生い茂った竹林を進行中、頭上からクモ型怪獣が襲撃。さらなる犠牲者を出しながらも、クモの足を切り刻みながら、急所に銃弾を浴びせ抹殺に成功。
サミェル・L・ジャクソンがクモンガのトドメを刺す。
4. 怪獣たちの墓場での戦い
霧の覆われ、辺りには巨大な骨が散乱する場所に逃げ込んだ一行。
襲いかかるのは恐竜とは違い、トカゲとも違う巨大な生物。
一行が息をひそめる中、カメラのストロボを炊こうとしたモナークの研究員ビル・ランダ(ジョン・グッドマン)が霧の中から現れた怪獣に一飲みされる。
絶体絶命の状況の中、1944年以来から髑髏島に住んでいる元米兵が、グンペイの遺品と思われる日本刀を構え「不名誉より死」と日本語で呟いたのち、怪獣に斬りかかる!
ジョーダン・ボート=ロバーツ監督が「恐竜でもなく、エイリアンでもない怪獣」をコンセプトに作り出した髑髏島の神々は宮崎駿監督作品に出てくるような「美しく、精神的で、末恐ろしい」存在を意識したという。
またピーター・ジャクソン版との違いを強調しつつ、1933年版のオリジナル『キングコング』に回帰する内容になっており、シーン4に登場するトカゲ型怪獣は33年版に登場する恐竜へのオマージュという。そして白の顔と黒の体は宮崎駿の『千と千尋の神隠し』に登場するカオナシや、エヴァンゲリオンに登場する使徒(サキエル)からインスパイアされたと語った。
日本のアニメや漫画を「自分自身のDNA」と語るジョーダン・ボート=ロバーツ監督がメガホンをとる『キングコング:髑髏島の巨神』は2017年3月25日より全国ロードショー。
『シン・ゴジラ』に続いて『キングコング:髑髏島の巨神』も大ヒット祈願!
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