イーサン・ホークが『6歳のボクが、大人になるまで。』の続編の可能性について語る。「大人になってからの人生はショットガンのようなもの」
今年のアカデミー賞では惜しくも作品賞を逃すも、その他のショーレースでは圧倒したリチャード・リンクレーター監督作『6歳のボクが、大人になるまで。』の続編についてイーサン・ホークが語った。
12年という時間を掛けて撮影された『6歳のボクが、大人になるまで。』はその途方もない労力からも続編の可能性など考えもしなかった人がほとんどだと思うが、先日監督のリチャード・リンクレーターが続編に関心を持っていることを認める発言をしたことから、一気に現実味を帯びてきた。
そして出演者のイーサン・ホークも続編の可能性について、意見を述べました。
ノー。『6歳のボクが、大人になるまで。』がユニークだったのは、一本の作品で始まりから中盤、そして終わりと描き切ったことなんだ。アメリカ人にとって物語で描かれた12年というのは、誰もが経験したことのある年月だった。でも高校の終わりにもなれば、その経験がショットガンみたいにバラバラになっていくものだよ。まあ、きっとリチャードは何事にもオープンでありたいんだろうけど、そういった彼の姿勢が誤解を生んでるんじゃないかな。
確かに、『6歳のボクが、大人になるまで。』の共感性とはあの世代特有のマジックなのかもしれません。続編がどうなるのかまだわかりませんが、とにかく2,3年後に公開されるような類の作品ではないのは間違いないので、気長に続報を待ちましょう。
リチャード・リンクレーター監督の最新作は1980年代の大学野球を描いたコメディ『That’s What I’m Talking About』で、こちらも期待しましょう。
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参照記事:COLLIDER
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