11/4〜6の全米Box Officeはマーベル最新作『ドクター・ストレンジ』が8498万ドルという驚異的なデビューで初登場首位を獲得！
マーベル最新作『ドクター・ストレンジ』が全米3,882館で公開され8498万ドルという大ヒットデビューで初登場首位を獲得しました。
これは11月公開のMCU作品としては『マイティ・ソー／ダーク・ワールド』(8,570万ドル)をわずかに下回ったものの、『マイティ・ソー』（6,570万ドル）、『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』（6,510万ドル）、『アントマン』（5,720万ドル）は上回り、MCU作品としては14作目となる初登場1位作品となりました。
また海外でも約22の国と地域で公開され、中国（4,440万ドル）、韓国（3,040万ドル）、イギリス（1,890万ドル）とヒットを記録し、週末成績だけで合計1,187億ドルとなり、先行公開分も合わせれば2,404億ドルとなっています。
またこの『ドクター・ストレンジ』の大ヒットによるディズニー・スタジオ製作映画の本年度累計が60億ドルを初めて突破。自社記録を更新中です。
現時点では全米を含む全世界では3,254億ドルを稼いでおり、蚊帳の外状態の日本からすれば大変うらやましい限りです。
ベネディクト・カンバーバッチが秘術で世界を守る異色のヒーローを演じる『ドクター・ストレンジ』は日本では2017年1月27日公開予定。
2位にはドリームワークス最新アニメ『トロールズ（原題）／Trolls』がランクイン！
『ドクター・ストレンジ』の影でドリームワークス最新アニメ『トロールズ（原題）／Trolls』も4,560万ドルで健闘のデビューとなりました。上映館数は『ドクター・ストレンジ』を上回る4,060館で公開され、A評価を受けて評判も上々。
ミュージカル・アニメという時流にのって、声優としては『ピッチ・パーフェクト』のアナ・ケンドリック、ジャスティン・ティンバーレイク、ラッセル・ブランド、ズーイ・デシャネル、グウェン・ステファニなど歌えるキャストが勢揃い。
近年はドリームワークスのアニメは日本ではDVDスルーになることが多いですが、本作もまだ日本公開の情報は入ってきていません。
3位にはメル・ギブソン監督待望の最新作『ハクソー・リッジ（原題）』が大健闘のランクイン！！
メル・ギブソン監督最新作、アンドリュー・ガーフィールド主演のR指定戦争映画『ハクソー・リッジ（原題）／Hacksaw Ridge』が数々の好意的レビューに支えられ1,475万ドルのデビューで初登場3位のデビューとなりました。
第二次大戦の沖縄戦で人殺しには加担せず、衛生兵として前線で幾多の負傷兵を救った英雄デズモンド・ドスの半生を描く。
『ブレイブハート』『パッション』『アポカリプト』と傑作揃いのメル・ギブソン監督の最新作ということで『ドクター・ストレンジ』や『トロールズ（原題）／Trolls』とは違った客層を取り込むことに成功しました。
共演はテリーサ・パーマー、ヴィンス・ヴォーン、サム・ワーシントンなど。
4位、『Boo! A Madea Halloween』（780万ドル：累計6499万ドル）
5位、『インフェルノ』（625万ドル：累計2605万ドル）
6位、『ザ・コンサルタント』（595万ドル：累計7086万ドル）
7位、『ジャック・リーチャー NEVER GO BAC』（558万ドル：累計4924万ドル）
8位、『Ouija: Origin of Evil』（398万ドル：累計3137万ドル）
9位、『ガール・オン・ザ・トレイン』（278万ドル：累計7073万ドル）
10位、『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』（210万ドル：累計8333万ド）
参照：www.boxofficemojo.com/weekend/chart/
11月に入り話題作が目白押しとなります。今週末にはアン・リー監督作『ビリー・リンの永遠の一日』が、そしてドゥニ・ヴィルヌーヴ監督最新作『メッセージ』が公開されます。いずれも事前に品質保証された話題作。果たして『ドクター・ストレンジ』の独走を止められるでしょうか。注目です。
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