ドリームワークス最新アニメ『カンフー・パンダ3』が初登場で首位を獲得!クリス・パイン主演の実録海難映画『The Finest Hours』は初登場4位発信とまずまずながらも高評価のため次週に期待。
『カンフー・パンダ3』が初登場1位
予想された通り今週の首位はドリームワークス製作のアニメーション『カンフー・パンダ3』でした。全米3995館で公開され、約4100万ドルを売り上げ、アニメ映画としては昨年9月の『モンスター・ホテル2』以来となる全米首位を獲得しました(ピクサーの『アーロと少年』は首位を一度もとれませんでした)。そしてこの数字は現時点の2016年公開映画のなかでは最高のスタートで1月公開映画としても歴代最高となっています。
それでも前2作と比較すると『カンフー・パンダ』(2008)が約6000万ドル、『カンフー・パンダ2』(2011)が約4760万ドルを記録していたことから、シリーズ最低の数字となっています。一方で「腐ったトマト」では80%の高評価を叩き出しているのでこれからの伸びにも期待できます。
2位には『レヴェナント』そして3位には『スターウォーズ』の粘り腰
先週首位を獲得したレオナルド・ディカプリオ主演の『レヴェナント』は2位に後退するも公開4週目で全米だけで1.38億ドルを記録し、ディカプリオ主演映画のなかでも『シャッター・アイランド』や『ディパーテッド』を抜き去り、来週には『グレート・ギャッツビー』も追い抜くことが間違いなしのヒット作となりました。
そして相変わらず上位に位置する『スターウォーズ/フォースの覚醒』は次週には全米で9億ドルの大台に乗せることが間違いなく、全世界記録でも19.83億ドルとなっている。
4位にはクリス・パイン主演の海難映画がランクイン
ディズニーが製作するクリス・パイン主演の実録海難映画『The Finest Hours』は、全米3142館で公開され約1000万ドルの発進となりました。当初の予定からは若干上向きな成績を残すも、制作費は7500万ドルかかっており、まずはその回収が目標となる。しかし評価は高いため今後の巻き返しに期待。
[ad#ad-pc]
ということで来週はコーエン兄弟最新作で豪華キャストが話題の『ハイル・シーザー』や『高慢と偏見とゾンビ』など話題作が公開されますが、最大の敵は何と言っても化け物番組『スーパーボウル』です。基本的にアメリカ人は家に縛り付けられる日曜日となるので大ヒット作は生まれないでしょう。今年はデンバー・ブロンコスのペイトン・マニングのラストイヤーと囁かれていますので、見逃せないのです、スーパーボウルは。
参照:http://collider.com/kung-fu-panda-3-tops-the-finest-hours-and-holdovers-at-the-box-office/
コメント