7/22〜7/24の全米Box Officeは『スター・トレック BEYOND』が5960万ドルで初登場首位を獲得! 好意的なレビューに支えられるも過去作品との比較では大きく数字を落とす結果に!
人気シリーズ最新作『スター・トレック BEYOND』が5960万ドルでデビューを飾り、初登場首位を獲得しました。
『ワイルド・スピード』シリーズのジャスティン・リン監督がメガホンを取りシリーズ3作目となる『スター・トレック BEYOND』は好意的なレビューが多くファンも納得の出来栄えのようですが、『スター・トレック イントゥ・ダークネス』の7010万ドル、『スター・トレック』の7520万ドルという過去シリーズ作とのオープニング比較では大きく数字を落とす結果となりました。
公開2週目からの巻き返しに期待したいところですが、今週末から競合作品の公開が相次ぐだけに全米での巻き返しは厳しい状況か!
中国や日本など全世界興行でどこまで数字が伸ばせるのか注目です。
2位は先週首位の『ペット』!
『ミニオンズ』のイルミネーションとユニバーサルが製作したアニメ映画『ペット』は公開3週目にして首位を譲ることになりました。それでも2933万ドルを稼ぎ、全米累計は2.6億ドルまで膨れ上がりました。制作費が7500万ドルであることからも全米市場だけですでに大きな収益をあげていることになります。
そして全世界では3.23億ドルとなっており、今後中国やフランス、ドイツ、そして日本と公開が続くため、さらに数字は伸びていくこと間違いありません。
3位は『ゴーストバスターズ』!
女性キャストによってリブートされた『ゴーストバスターズ』が2160万ドルで先週からワンランクダウンの3位となっています。全米累計では8685万ドルとなり、世界では1.04億ドルとなりましたが、制作費が1.4億ドルの大作ということからもうひと伸びを期待したいところです。
日本でのヒットにも期待がかかりますが、やはり中国での上映禁止が痛かったか。
4位は低予算ホラー『Lights Out』が大健闘し、5位の『Ice Age: Collision Course』はシリーズ最大の沈没作に!
2160万ドルで初登場4位となった低予算『Lights Out』はテスト試写で異例の高評価を受けたために今冬公開から今夏に前倒しされた作品で、制作費500万ドル以下であることを考えれば大ヒットです。
一方『アイスエイジ』シリーズ最新作『Ice Age: Collision Course』は『ファインディング・ドリー』『ペット』と続いた大ヒットアニメの流れに乗ることに失敗し、2100万ドルというシリーズ最悪のスタートとなりました。前作との比較で50%以上落ちていますので、かなり厳しい状況です。
6位は『ファインディング・ドリー』(720万ドル:累計4.6億ドル)
7位は『ターザン:REBORN』(643万ドル:累計1.15億ドル)
8位は『Mike and Dave Need Wedding Dates』(440万ドル:累計4035万ドル)
9位は『Hillary’s America: The Secret History of the Democratic Party』(370万ドル:累計379万ドル)
10位は『The Infiltrator』(329万ドル:累計1224万ドル)
ということですでに歴代アニメ最高記録を樹立した『ファインディング・ドリー』は全米歴代9位の映画となりました。そして今週末には『ジェイソン・ボーン』が全米公開となります。どこまで数字を伸ばすのか注目です。
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