9/16〜9/18の全米Box Officeはクリント・イーストウッド監督作『ハドソン川の奇跡』が2200万ドルで2週連続の首位を獲得! 初登場の『ブレア・ウィッチ』や新作『ブリジット・ジョーンズ』や『スノーデン』は伸び悩む!
クリント・イーストウッド監督作、トム・ハンクス主演の『ハドソン川の奇跡』が先週比から37%の下落に止めて2週連続の首位を獲得しました。すでに全米国内では7000万ドルを突破し、全世界でも9400万ドルに達しています。
夏の大作映画とオスカーなどの映画賞を狙った秋の話題作との間となる、映画がのんびりとするシーズンにあって圧倒的な安定感を発揮し、新作映画を寄せ付けませんでした。
2位には初登場『ブレア・ウィッチ』がランクイン!
突然の続編公開で話題となった『ブレア・ウィッチ』は965万ドルというデビューとなり初登場2位を獲得。順位だけを見れば健闘しているようにも見えますが、超低予算ながらの世界中で大ヒットを記録した99年の『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』に比べると大きく見劣りする数字となりました。
予算は500万ドルと低いために制作費の回収は容易でしょうが、前作と並ぶような衝撃には至らず。批評も散々です。
3位は『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』が初登場!
レニー・セルヴィガー主演のロマンティックコメディ・シリーズ最新作『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』が824万ドルで初登場3位を獲得。シリーズでは全米最低のデビューを記録する一方で批評には好意的な声も多く聞かれ、今後の粘りに期待。また全世界では英国などで好調な滑り出しに成功。
共演はコリン・ファースやパトリック・デンプシーら。
そして4位はオリバー・ストーン監督作『スノーデン』が初登場!
オリバー・ストーン監督最新作、ジョセフ・ゴードン・レヴィット主演の『スノーデン』は800万ドルのデビュー。興行予想も若干下回り、オリバー・ストーン作品としても最低のデビューとなるも、批評的な強く支持されており、今後の盛り返しも期待できる。
5位は『ドント・ブリーズ(原題)/Don’t Breathe』(560万ドル:累計7532万ドル)
6位は『When the Bough Breaks』(552万ドル:累計2269万ドル)
7位は『スーサイド・スクワッド』(471万ドル:累計3.13億ドル)
8位は『The Wild Life』(265万ドル:累計666万ドル)
9位は『Kubo and the Two Strings』(251万ドル:累計4424万ドル)
10位は『ピートとドラゴン』(200万ドル:累計7280万ドル)
参照:www.boxofficemojo.com/weekend/chart/
ということで一ヶ月前と比べると随分と落ち着いた全米Box Officeですが、ここからオスカーシーズンへと徐々に向かっていく話題作も続々と公開予定。まず今週末に公開が予定されているのはデンゼル・ワシントンやクリス・プラットらによる『荒野の七人』リメイク『マグニフィセント・セブン』、そしてアニメ映画『コウノトリ大作戦!』が公開されます。
来週も見逃せません。
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