フランク・ハーバート原作『デューン/砂の惑星』の映画リメイク監督がドゥニ・ヴィルヌーヴに決定!
レジェンダリー・ピクチャーズが映像化権を獲得したフランク・ハーバートによるSF異世界小説『デューン/砂の惑星』のリメイク監督に『メッセージ』のドゥニ・ヴィルヌーヴが正式決定したことを、原作者の息子で『デューン』シリーズの続編小説も手がけるブライアン・ハーバートが知らせてくれました。
It’s official — Legendary Pictures has signed the very talented Denis Villeneuve to direct the exciting new DUNE series film project.
— Brian Herbert (@DuneAuthor) 2017年2月1日
「公式:レジェンダリー・ピクチャーズは『デューン』シリーズの監督として才能豊かなドゥニ・ヴィルヌーヴと契約」
『メッセージ』がアカデミー賞では『ラ・ラ・ランド』に次ぐノミネート数を獲得し、2017年には『ブレードランナー 2049』の公開も控える最も注目される映画監督の一人であるドゥニ・ヴィルヌーヴ。彼はインタビューで『デューン/砂の惑星』を映画化することが「長年の夢」と語っており、レジェンダリーが映像化権を獲得した際には強い関心を示していた。
『デューン/砂の惑星』は1965年に発表されたSFシリーズの第1作目で、生命の源でもある巨大なサンドワームが支配する「砂の惑星」デューンを舞台に、世界の混乱や革命を描く壮大な宇宙ドラマ。
これまで何度か映像化が試みられており、1984年のデヴィッド・リンチ監督作が有名だが、賛否は分かれている。またリンチが映画化する前には『エル・トポ』のアレハンドロ・ホドロフスキー監督が最高のスタッフを起用して映画化を目指すも頓挫。この経緯についてはドキュメンタリー『ホドロフスキーのDUNE』で描かれている。
レジェンダリーは『デューン/砂の惑星』の映像化の可能性を映画とテレビの両方から模索しており、現時点ではドゥニ・ヴィルヌーヴがテレビシリーズを監督するのか、それともシリーズ化を念頭に置いた映画の一作を担当するのか、詳細は不明。
また先日レジェンダリー・ピクチャーズの代表を辞任したトーマス・タルだが、『デューン/砂の惑星』リメイクには『ゴジラ vs キングコング(仮題)』同様にプロデューサーとして名を連ねることが決定している。
リドリー・スコットもかつて『デューン/砂の惑星』の映画監督に決定していたが『ブレードランナー』を優先して降板しており、ドゥニ・ヴィルヌーヴはその両方を実現しようとしています。
これは注目です。
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