ギャレス・エドワーズ監督作『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の再撮影に関する噂の真相をルーカス・フィルム関係者が激白!「再撮影は事前に予定されていたもの」
まず事のあらましから説明します。
ギャレス・エドワーズ監督作で2016年12月に公開予定の『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のテスト映像を見たスタジオの重鎮たちが不満を抱き、大規模な再撮影を命じたという情報が先日、Page Sixに掲載されました。
あくまで公式なアナウンスではなく噂レベルのものでしたが、掲載サイトは過去に若き日のハン・ソロ役へのアルデン・エーレンライクの抜擢をいち早く報じた実績があったため、その内容には一定の確度があると思われました。
またその後を追うようにしてThe Hollywood Reporterが、スタジオ関係者が『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のトーンが『新たなる希望』へと繋がる作品としては「戦争映画風」すぎるとして難色を示した報じました。
その後、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の再撮影に関する噂は白熱し、曰く「全体の40%を撮り直すらしい」とか「脚本家のクリストファー・マッカリーも巻き込んでの大規模な手直しとなる」といった情報が次々に報じられます。
公開まで残り半年という状況でのネガティブな情報の更新は新作を待つファンを動揺させるに十分でした。
そんななかEW がルーカス・フィルムの重要度の高い関係者からの情報を伝えてくれました。
再撮影はスケジュール通り
再撮影は以前から予定されていたもので、急遽決まったものではなく、当初は2016年春に撮影が予定されていたが、ギャレス・エドワーズ監督や製作チームが変更ポイントを確かにするために夏に移動させたため、この時期での再撮影となった。「変更ポイントとはキャラクターの掘り下げなどで、すでに撮影しているシーンに付け加えるためのもの」で「その多くはコックピット内のもの」であったと関係者は言う。
現在の製作スケジュールでは8月中旬には撮影を終え、9月に音楽製作を開始するとのことで、この流れは夏に再撮影を行い10月に映像が確定した『フォースの覚醒』と比べても余裕がある。
全体の40%の取り直しという噂について
「もしそれが事実として脚本の書き直しや全体の40%の撮り直しとなった場合、8月に終えることは不可能」と語り噂を否定。「そうなればみんなパニックになり、公開日だって変更しないとだめになる」
それでも再撮影が長いものになる理由というのは、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』は7名の主要キャラクターが登場するため、それぞれに独立した撮影が必要となるからというもの。
そして出演俳優は他にも出演作を持っているため、再撮影が春から夏に移動したことでスケジュールの確保が難しくなっていることも認めた。
脚本家クリストファー・マッカリーの関与とは?
『ユージャル・サスペクス』や『ミッション・インポッシブル:ローグ ・ネーション』の脚本家クリストファー・マッカリーがスタジオから招集されたという噂については、マッカリー本人が否定。
一方で再撮影に必要となるセリフに関しては『ボーン』シリーズの脚本や『フィクサー』の監督でも知られるトニー・ギルロイがギャレス・エドワーズ監督をサポートするという。トニー・ギルロイは『GODZILLA』でもアンクレジットでサポート役として参加している。
「戦争映画のよう」というスタジオ関係者の反応とは?
スタジオ関係者の話として再撮影の根拠とされた「戦争映画のようで作品のトーンが合わない」という関係者談についても、「テスト試写はまだ行われていない」として否定した。
EWへの情報提供者は「いい映画を作るために悪戦苦闘することは映画製作では当たり前のことだ」とネガティヴな噂を一蹴しました。
つまり今回の騒動をEWの情報をもとに整理すれば、「もともと春に予定していた再撮影が延期されたためにスケジュール調整などが大変になった」ということでしょうか。
ということでちょっと安心しましたが、この情報もまた公式のアナウンスでないことは留意したいです。
参照:www.ew.com/article/2016/06/03/rogue-one-reshoots
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