10/28~30の全米Box Officeはタイラー・ペリー主演のコメディホラーがトム・ハンクス主演『インフェルノ』を抑えて、2週連続の首位を獲得!
先週はトム・クルーズ主演『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』を破ったタイラー・ペリー主演作『Boo! A Madea Halloween』が、今度はロン・ハワード監督作、トム・ハンクス主演『インフェルノ』を抑えて、2週連続となる首位を獲得しました。
前週との比較では41%のダウンとなりながらもハロウィーンという時節に乗って1668万ドルを稼ぎました。
2週続けての大作喰いを果たした『Boo! A Madea Halloween』はすでに5200万ドルを積み上げ、制作費2000万ドルをあっという間に回収しています。
トム・ハンクス主演シリーズ最新作『インフェルノ』は屈辱の2位スタート!
事前の予想では過去シリーズを下回る出足となることが予想されながらも、それでも2000万ドルを超えるデビューは堅く初登場首位となることが確実視されていた『インフェルノ』ですが、蓋を開けてみればその予想を大きく下回る1500万ドルでのデビュー。
ロン・ハワード監督&トム・ハンクス&原作ダン・ブラウンというヒットメイカーに加えて、本作には『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』も控えるフェリシティ・ジョーンズが出演。それでもアメリカでは成績は伸びず、一時は類似作品も多く作られた知的陰謀探索映画は完全に観客の関心から外れたことが浮き彫りとなりました。
一方で中国では初登場首位を獲得し全世界ではすでに1.3億ドルを売り上げていることや、過去シリーズと比較しても半分程度の制作費に収めたことで、しっかりと利益を確保するあたりはさすがの人気シリーズ。
第3位にはトム ・クルーズ主演『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』
トム・クルーズ主演のシリーズ最新作『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』は前週との比較で58%という大きな下落となる955万ドルで第3位となりました。
トム・クルーズ主演『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』は11月11日に日本公開。
4位は『ザ・コンサルタント』(848万ドル:累計6126万ドル)
5位は『Ouija: Origin of Evil』(707万ドル:累計2464万ドル)
6位は『ガール・オン・ザ・トレイン』(427万ドル:累計6592万ドル)
7位『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』(398万ドル:累計7988万ドル)
8位は『Keeping Up with the Joneses』』(338万ドル:累計1078万ドル)
9位は『コウノトリ大作戦!』(279万ドル:累計6824万ドル)
10位初登場『Ae Dil Hai Mushkil』(214万ドル)
参照:www.boxofficemojo.com/weekend/chart/
さて、来週はとうとうマーベル最新作『ドクター・ストレンジ』が公開されます。どんな強烈な魔法でも『ドクター・ストレンジ』の首位を阻むことはできないでしょう。他にもドリームワークス最新アニメ『Trolls』や、メル・ギブソン監督、アンドリュー・ガーフィールド主演の話題作『ハクソー・リッジ(原題)/Hacksaw Ridge』、そしてジェフ・ニコルズ監督最新作『ラヴィング(原題)/Loving』など注目作が多数公開。
さてどうなるのでしょうか。
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