7/8〜7/10の全米Box Officeは『ペット』が1.03億ドルという今年公開映画ベスト6となるロケットスタートで初登場首位を獲得!オリジナルアニメとしては歴代No. 1のオープニング成績を樹立!
やはり夏のアニメ映画は強いです。
『ミニオンズ』を手がけるイルミネーション・エンターテイメントとユニバーサルによる『ペット』が1.03億ドルという驚異的なオープニング成績で初登場首位を獲得しました。ユニバーサルアニメ史上歴代記録だけでなく、『インサイド・ヘッド』が持っていたオリジナルアニメ映画の歴代オープニング記録(0.904億ドル)も塗り替える、記録的なロケットスタートです。
そして2016年度公開映画としても『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』『ファインディング・ドリー』『デッドプール』『ジャングル・ブック』に次ぐ6番目の作品となりました。
『ミニオンズ』や『怪盗グルー』シリーズを手がけるイルミネーションは、これで名実ともにディズニー、ピクサー、ドリームワークスに肩を並べるアニメ制作会社となったと言えるかもしれません。
飼い主がいない時のペットの姿を描く、動物版『トイ・ストーリー』のような『ペット』にはルイC.K.やドラマ『モダン・ファミリー』のエリック・ストーンストリートらが声優として出演。日本ではマックスとデュークの吹き替えをバナナマンが担当し2016年8月11日に公開予定です。
2位は『ターザン:REBORN』が2061万ドル堅守!
先週は惜しくも『ファインディング・ドリー』に破れ初登場首位を逃したデヴィッド・イエーツ監督作『ターザン:REBORN』が先週と変わらず2位を堅守しました。全米累計では8141万ドルに達し、大作映画としての面目はなんとか保てそうです。それでもディズニーの『ジャングル・ブック』が今年No.4の大ヒットを記録したこととの比較では、やはりもの足りません。
そして3位となった2035万ドルの『ファインディング・ドリー』は来週には伝説に、、、
『ペット』のロケットスタート同様に今週のBoxOffice最大の話題とは『ファインディング・ドリー』が全米累計で4.226億ドルに達し、アニメ映画歴代記録を塗り替えることがほぼ間違いない状況となったことです。
すでに『トイ・ストーリー3』(4.15億ドル)が持っていたピクサー歴代記録を塗り替えていましたが、今週中にもアニメ映画史上No.2でディズニー歴代記録を保持する『ライオン・キング』の記録(4.228億ドル)を塗り替えることは確実で、さらにアニメ映画歴代記録を保持する『シュレック2』の4.412億ドルという数字も越えることが間違いない状況になりました。
早けれが今週中には『ファインディング・ドリー』がアニメ史上No. 1ヒット映画となり、伝説になりそうです。
4位は『Mike and Dave Need Wedding Dates』が1660万ドルでランクイン!
初登場4位となったのはザック・エフロン、アナ・ケンドリック共演のコメディ『Mike and Dave Need Wedding Dates』です。『ピッチ・パーフェクト』のアナ・ケンドリックが性格最悪の極悪女を演じます。
5位は『パージ』シリーズ第3弾『The Purge: Election Year』(1170万ドル:累計5811万ドル)
6位は『Central Intelligence』(815万ドル:累計1,08億ドル)
7位は『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』(770万ドル:累計9149万ドル)
8位は『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』(760万ドル:累計3873万ドル)
9位は『ロスト・バケーション』(480万ドル:累計4583万ドル)
10位は『Sultan』(221万ドル:累計323万ドル)
ということで『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』やスティーヴン・スピルバーグ監督作『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』という実写大作が伸び悩む中、アニメ映画の強さが際立つ結果となりました。
来週は公開前から賛否渦巻く『ゴーストバスターズ』がスクリーンに登場します。女性4人組の新バスターズは『ペット』の快進撃を止めることができるでしょうか? 注目です。
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