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映画ジャーナル<ビーグル・ザ・ムービー>

全米Box Office(1/27〜29):M・ナイト・シャマラン監督作『スプリット』がV2!

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1/27〜29の全米Box OfficeはM・ナイト・シャマラン監督作『スプリット』が2626万ドルの興収で2週連続の首位!

『エアベンダー』の頃には「こりゃ、ダメだ」と誰もが諦めたM・ナイト・シャマラン監督でしたが、得意とするホラー・スリラーに回帰したことで見事に復活を遂げました。

初登場となった先週からの下落率も34%に止まり、全米での興収は7800万ドルになり、全世界では早々と1億ドルを突破しています。

ある日、突然挙動不審な男に誘拐された女子高生3人。彼女たちを連れ去った男は23もの人格を一つの体に宿す多重人格者だった。年齢や性別など様々な顔をもつ人格と交渉しながら脱出を試みる女子高生たち。しかし彼の異常性とは人格の数だけではなかった。

多重人格者を演じるのはジェームズ・マカヴォイ。

『ヴィジット』に続くシャマラン節が冴え渡る『スプリット』は2017年5月12日に日本公開

2位は論争となったワンちゃん映画『A Dog’s Purpose』

1839万ドルのデビューで2位にランクインしたのは犬の輪廻を描く『A Dog’s Purpose』でした。

『ギルバート・グレイプ』『ショコラ』のラッセ・ハルストレム監督が、W・ブルース・キャメロン原作の『野良犬トビーの愛すべき転生』を映画化する『A Dog’s Purpose』でしたが、公開直前になって撮影中に犬の虐待をうかがわせる撮影シーンの映像が流出したことで方方からバッシングを浴び、監督やキャストが釈明に追われる事態となりましたが、デビューとしてはまずまずの結果になりました。

3位は『Hidden Figures』

先週と変わらず3位となった『Hidden Figures』は1400万ドルの興収で、全米トータルでは1億ドルを突破しました。制作費が2500万ドルの作品ですので大ヒットです。

1962年、マーキュリー6号の乗る宇宙飛行士ジョン・グレンが達成したアメリカ初の地球周回軌道飛行という偉業の影では3人の黒人女性たちの活躍があった。『Empire/エンパイア 成功の代償』のタラジ・P・ヘンソン、オクタヴィア・スペンサー、ジャネール・モネイ、ケヴィン・コスナーらが出演。

アカデミー賞では作品賞や脚色賞の他にオクタヴィア・スペンサーが助演女優賞にノミネート。

4位、(初)『バイオハザード: ザ・ファイナル』(1385万ドル:累計1385万ドル)

5位、『ラ・ラ・ランド』(1205万ドル:累計1億651万ドル)

6位、『XXX<トリプルX>:再起動』(825万ドル:累計3349万ドル)

7位、『SING/シング』(621万ドル:累計2億5740万ドル)

8位、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(512万ドル:累計5億2005万ドル)

9位、『Monster Trucks』(410万ドル:累計2814万ドル)

10位、(初)『Gold』(347万ドル:累計347万ドル)

ということで日本から遅れて全米でもやっと公開された『バイオハザード: ザ・ファイナル』は4位と伸び悩み。カレンダーも2月に変わろうとし、全米映画興行もちょっとお休み状態ですが、今週末にはSF青春映画『The Space Between Us』と『リング』最新作が公開となります。

お楽しみに。

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