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全米Box Office(5/19-21):『エイリアン:コヴェナント』が首位発進も前作を下回る低調なスタート!

Alien

5/19-21の全米Box Officeは『エイリアン:コヴェナント』が3600万ドルのデビューで初登場首位を獲得!しかし前作『プロメテウス』にも届かない低調なスタートに!

大方の予想通り、リドリー・スコット監督作『エイリアン:コヴェナント』が2週連続で首位を守っていた『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』を引き摺り落とし、3600万ドルのデビューで初登場首位を獲得しました。

しかし喜んでばかりもいられません。

2012年に公開された『プロメテウス』の続編という位置付けの『エイリアン:コヴェナント』でしたが、前作が記録した5100万ドルのオープニング成績からも大きく下回り、挙句には「じゃない方」のポール・W・S・アンダーソン監督による2004年のバカ異人種戦映画『エイリアンVSプレデター』の3800万ドルデビューにも劣る数字となりました。

一方でリドリー・スコット監督は『プロメテウス』の続編を全3部構成で製作する予定を発表しており、すでに『エイリアン:コヴェナント』に続く次回作の脚本は完成しているという。

『エイリアン:コヴェナント』は2017年9月15日に日本公開。

2位は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』

僅差で3週連続首位とはならなかった『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』ですが、3500万ドルの興収で全米累計が3億ドルを超えました。また全世界でも7.32億ドルを突破しており、いずれの数字でも今週中に前作を追い抜くことが確実視されています。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』は日本で絶賛公開中です。

3位は初登場『Everything, Everything』

Nicola Yoonの同名原作小説の映画化『Everything, Everything』が1200万ドルのデビューで初登場3位となりました。

『ハンガー・ゲーム』や『コロンビアーナ』にも出演するアマンドラ・ステンバーグが18歳の少女を演じ、『ジュラシック・ワールド』『フィフス・ウェイブ』のニック・ロビンソンがその相手役を務めるいわゆる青春難病映画。

共演には『ナチョ・リブレ 覆面の神様』で麗しのシスターを演じたアナ・デ・ラ・レゲラや、『ドリームガールズ 』のアニカ・ノニ・ローズらも。

4位、『Snatched』

5位、初『Diary of a Wimpy Kid: The Long Haul』

6位、『キング・アーサー』

7位、『ワイルド・スピード ICE BREAK』

8位、『The Boss Baby』

9位、『美女と野獣』

10位、『How to be a Latin Lover』

参照:Box Office Mojo

ということで『エイリアン:コヴェナント』は首位を獲得するも、低調なデビューとなってしましました。しかし海外では8000万ドル以上を売り上げていて、これから中国、日本と公開されるので巻き返しに期待。続編凍結とかだけはやめてもらいたいですね。そして今週末には『パイレーツ・オブ・カリビアン』の最新作や、この夏最高の半裸映画『Baywatch』も公開されますので注目です。

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