3/3〜5の全米Box Officeは『LOGAN/ローガン』が8530万ドルのデビューで初登場首位!
『X-MEN』の顔として活躍してきたヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリン最後のシリーズ作品『LOGAN/ローガン』がR指定作品でありながら8530万ドルという堂々のデビューで初登場首位を獲得しました。
このデビュー記録はマーベルの『ドクター・ストレンジ』と同程度のスタートとなっており、『LOGAN/ローガン』がR指定であることを考慮すればフィナーレとしては見事と言えます。
また過去のウルヴァリン単独主役映画の中でも最高のオープニング成績となり、R指定作品の枠では『デッドプール』『マトリックス リローデッド』『アメリカン・スナイパー』『ハングオーバー!! 』に続く、歴代5位の興収を達成したことも判明。
『LOGAN/ローガン』は2017年6月1日に日本公開。楽しみです。
2位はジョーダン・ピール監督作『Get Out』
先週首位だったジョーダン・ピール初監督作品低予算ホラー『Get Out』が2611万ドルで2位にランクダウン。それでも先週からの下落率は21.8%と低く、450万ドルという制作費はあっという間に回収済み。
内容は『ボーダーライン』のダニエル・カルーヤ主演のホラーで、黒人のボーイフレンドと白人のガールフレンドのカップルが彼女の実家に挨拶に向かうことで彼氏が経験する異人種間交際の闇を描く。
3位は『神の小屋』映画化『The Shack』
そして今週3位に初登場したのはウィリアム・ポール・ヤング著『神の小屋』の映画化作品『The Shack』で、1610万ドルのデビューとなりました。
主演は『アバター』のサム・ワーシントン、そして『ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜』でオスカー女優となったオクタヴィア・スペンサー。そして日本でタレントとしても活躍するすみれのハリウッドデビュー作。
原作小説は自費出版でありながら全世界で1000万部を超えるベストセラーとなるも、原作者独特のキリスト教解釈が大論争を引き起こした問題作でもある。
4位、『レゴバットマン ザ・ムービー』(1165万ドル:累計1億4863万ドル)
5位、初『Before I Fall』(495万ドル:累計495万ドル)
6位、『ジョン・ウィック:チャプター2』(473万ドル:累計8287万ドル)
7位、『Hidden Figures』(383万ドル:累計1億5877万ドル)
8位、『グレートウォール』(350万ドル:累計4127万ドル)
9位、『フィフティ・シェイズ・ダーカー』(348万ドル:累計1億991万ドル)
10位『ラ・ラ・ランド』(298万ドル:累計1億4568万ドル)
ということで『LOGAN/ローガン』の大ヒットでちょっと休憩中だった全米Box Officeも一気に活気付き、ここから話題作や超大作が続々と登場することになります。今週末には『キングコング:髑髏島の巨神』が公開され、来週末には『美女と野獣』や『T2:トレインスポッティング』も公開を控えており、目が離せませんよ。
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